Kis-My-Ft2 29thシングル『Two as One』雑感

 

 

 

 

さて約1年ぶりのシングルが発売されましたね!

まあ諸々のことはさておき。

私は富豪ではないからシリアル分(三形態+1枚)とFC盤しか買えないから心苦しい。

皆自分の好きな人の根幹となっている部分支えたくないのかな?

本当は自担の懐に直接お金を入れたいけど、それが叶わないからCDは当然買って、ライブに足を運んで、グッズを買ったり、写真を買ったり、掲載誌を買ったりするのです。

見返りなんて求めちゃいない。

たとえ辿り着く先が徒労だったとしても。

そんなの求めてたら私はもう一つの趣味、競馬を、武豊さんを推してない(笑)

我ながらMな気がする(笑)

 

まあ本当にそれはさておき。

ここではシングルに収録された曲についての感想をつらつらと書いておこうじゃないかと思ったわけです。

宮田さんLOVE以外な話だってたまにはやります。

あっ私は音楽的教養はないのでよろしくお願いします。

 

まずは表題曲『Two as One』。

最初にそれを聞いたのは東京ドームの初日だった。

まあ視力と記憶力がゴミなせいでそれほど印象に残ったわけではなかった。

自担見たさでMV見てもほんの少し不満だったし(水滴ぃぃぃぃと思った笑)。

しかし曲をしっかり聞いてみると胸に染みた。

ドラマの『NICE FLIGHT』を感じさせるような歌詞もある。

先に言っておくと私はストーリー性のある歌が好きだ。

たとえば恋愛ソングなら僕と君の関係を思わせる要素がどんどん欲しい。

カップルでも結婚してても報われなくてもかき立てるものがあれば何でも欲しい。

このTwo asの場合はわりと付き合いの長いのカップルの様子が見られる。

互いに人生の甘さと苦みを味わって、それを共にする2人の姿が目に浮かびます。

こうして支え合える関係性憧れます。

こういうカップル書いてみたい。

Two asを下地に物語書けます。

私某所で創作をしてるのでちょいちょいこういう表現をいたします。

ホンマに良い曲やよ思うんやけどなあ……。

 

初回盤Aに収録されているのが『リボン』。

自担のパートが2番だからYou Tubeバージョンではそんなに映んなくて、こうして人間は不満が溜まっていくんだなと思ったり思わなかったり。

でも1番の千ちゃんのパート好き、というのが前段階。

こちらもラブソング。

愛おしさ全開って感じの曲。

リボンの2人も良いよね。

物語に書きたい。

特に私がキュンとしたのは2番のサビの「紡ぐ"何してる?”"どうした?”"大丈夫”"好きだよ”どんな言葉も」。

こういう具体的な台詞は良いですね。

言われたいし、言いたい。

リボンも胸に染みる良い曲だと思うんだけどなあ。

 

初回盤Bに収録されているのが『Smokin’Hot』。

元嵐ファンの私、こういうワンナイト系パーティーチューン大好物でございます。

調べたら『はぐすた』や『L.O.V.E』、嵐でいうと『Green Light』と同じ作曲者なんですね。

どうりでMVの北山さんに櫻井翔みを感じたのか……(どういう結論?)。

耳で聞いてる感じと歌詞が違うことも面白かった。

だってやべえなと思ってたのが「Yeah babe now」ですよ?そんなことあります?って感じですよ。

こういう言葉遊びも良いですよね。

MVプレミア公開の時、宮田さんの6LDKがやってきたときはちょっと待って!ってなりましたもん。

あのとき死んでたらダイイングメッセージが宮田さんのシックスパック……になってました(どんな仮定?)。

スモーキンホットでも物語は書けそうですよ。

イケイケの7人に恋をする短編集とか。

例えば宮田さんだと7人の中じゃ優しそうで、実際優しくされて、二人きりになったら彼もギラギラで危険だった、みたいな?

まあとにかく私はこの曲も好き。

 

通常盤にあるのが『Akumu』。

私に音楽的教養があればこういう曲をやりたかったという思いがちゃんと分かるだろうに。

リリックビデオも流行を知らないから終始?が頭の中にあった。

しかし私はこの曲も好きだ。

最初嵐のカップリングかなと思った。

そう感じる人は何人かいるようだ。

キスマイのパートを嵐に当てはめたら……脳内再生可能なのが怖い。

ラップは櫻井さん、横尾さんパートも、「さっぱり分かりませんが」は二宮さん、千ちゃんパートは相葉さん、宮田さんの所は大野さん、ニカちゃんのパートは松本さん、玉森さんのところは大野さんでいいだろう。

これはダーク寄りなラブソングと受け取ることもできる。

だから今回の新曲4曲、平たく言えば全部ラブソング。

しかも色々なラブがある。

『NICE FLIGHT』を見てても思うけどラブっていいんだよ。

だからぜひキスマイにはラブを歌い続けて欲しい。

ただただゴリゴリにカッコイイのも素敵だけどね。

Akumuで物語を書くと少し長くなりそう。

最初は多分ヒーローとヒロインが一夜を過ごしてるよね。

そこからすったもんだ、ドロドロして、人間関係が複雑で、でも最終的には二人が真実の愛に気付くって感じだろうか。

私、こうして物語のタネは出てくるときは出てくるけど、それを咲かせるのに時間をかけちゃうタイプ。

誰か書いて下さいm(__)m

繰り返し聴いているのはこの曲。

歌詞が癖になる感じがする。

宮田さんの「人生 今日も飴と鞭で ツキが在るか誰も分からねー としたら 

吉を求める性は胸の中で」と「藪から棒に嘆きの声 伸るか反るか誰も分からねー こうなりゃ 奈落の底でも花愛でて咲かせ」めちゃくちゃ良くないですか??

こういう宮田さんも書いてみたいって欲も出てくる。

今回の新曲で自担のソロパート選手権、優勝はAkumuのパートです。

おめでとうございます(?)

 

ってなわけで新曲の感想を徒然なるままに書いてみました。

本当に雑感。

そして結局は宮田さんLOVEな文章のような。

まあ基本宮田さんにシングルアングルなのでしょうがない。

今回好きな曲たちばかりで私は楽しい。

今やサブスクの時代、ジャニーズはCDが未だメインにしてるから、どうCDを買わせるかが大事なんだろうけど……。

私の場合はある日のネットニュースにあったドラマ『BE LOVE』のニュースからあれよあれよと宮田担になったから、人間いつ沼に突っ込むか分からない。

となると大事なのは積み重ね。

もちろんあちらもこちらも。

栄光を掴みたいのなら、そこに近い所にいた方が当然チャンスは多くなる。

本人たちにはコツコツと過ごしてもろて、私たちは正しくそれに反応する。

アイドルを応援するって大変ね。

でもいきなり飛び級するとは思えないから。

千里の道も一歩から。

続けていけばどこかでカタルシスがあるはずだもの。

 

それでは、Two as Oneバズりやがれ~~~と思いながらこの文章を終わりたいと思います。

シングル最高です。

30thのシングルもお待ちしてます!

アルバムでもいいな。

 

んじゃ!またねっ!(宮田さん風に)

 

 

 

 

暑くて、熱い

 

 

 

 

7月2日。

この日のために1週間猛暑の中を生き抜いたんだよ!と心の中でがなりながら家を出た。

目的地は東京ドーム。

ベルーナドームよりも金かかる(コラ)

 

昼前に水道橋駅に着いた私。

入場時間までどう時間を潰すかって?

そんなの水道橋駅から出てすぐにあるウインズ後楽園で過ごすに決まってるじゃないか!

 

東京ドームに行くことが決まってからウインズに行こうとは決まってたけど、当日どうしても行きたい理由が出来た。

 

キスウマイという競走馬がこの日にデビューした。

キスウマイってもうあのポールになる曲やんって話で、調べたらその馬のオーナーさんは過去にセクシーサンキューを所有されていて、それってどう考えてもそれやんって確定の赤ランプが灯った。

今回のセトリにもあるしさ。

これは運命。

というわけでキスウマイの馬券を買いましたよ。

結果は8着と残念だったけど、外れ馬券は当たらないってことで交通安全のお守りになるからお財布に入れ続けようと思う。

 

そんなわけで入場時間までウインズで過ごした私。

ウインズの中は見事におじさんばかりで浮いてる私。

でもおじさんたちの間で過ごす方が楽なんだよな。

どうせ私は武豊さんしか眼中にないし。

でもそれはドームの中でも一緒か。

 

推しの武豊さんのレースを全部見届けた後、ドームへ。

この日豊さんは1つ勝たれてルンルンで女子たちの間を馬のように縫う。

私はauユーザーなので電波が心配だったのだが、デジチケは表示されてドームに入れた。

 

席が2階だった。

天井の方が近い。

席に着いて私が思ったことは結婚式が違う角度で見られる!だった。

バクステが斜め45度辺りにあるような所だったのでこれ西武の時より全体見られるんじゃね?と思った。

でもアリーナまでは望まないけど、もう少し近い所がいいよお(>_<)なんて思う。

次の機会のために彼らにお金を出して、自分の徳も積もうと心に誓う。

 

席は2人組と2人組に挟まれるぼっち。

いや、ジャニの友達がいないのでまあいいんですけど……私宮田くんと違って好きなものを公言できないまま人生を過ごしているので……。

 

まあそれはさておき、本番。

一発目のRe:は胸に来る。

西武で見たはずなのに復習しないから案外忘れているもの()。

Fearでは見取り図の盛山さんを探したけどよく分からなかった(笑)

新しい発見もあってHANDS UPの時の床ってそうなってるんだと思ったりした。

藤北に対して今更歌うまっとか思ったりしてごめんなさい。

あと特効は来ると分かっててもびっくりする。

 

MCに入ったときにサプライズが。

ニューシングルTwo as Oneを初披露してくれた。

冒頭の部分、東京ドームは確実に空港の滑走路だった。

タカシ天才。

でもここぞという記憶力と視力がゴミなので覚えてることが少ない。

残ってるのはなんか絡むような振りがあったなあとガヤさんを中心に皆で手を重ね合わせるようなシーンがあったなということ。

表現もゴミだ。

 

そういえば名古屋に引っ張られて横尾さんがバンテリーンって真似してたけど、MCで宮田さんが横尾さんをバンテリンおじさん呼ばわりしてたのにジワった。

今でも思い出しジワリができる。

そういうところ好き(笑)

 

後半は前回情報が多すぎたマッシュアップに神経を傾けた。

主に見てたのは宮田さんだったけど。

Fireの時に宮田さんは本当に一人Fireしてたからおもろかった。

Connexionの時は宮玉が何かしてた。

そして玉森さんはスタッフからベールをもらい……。

 

BE LOVEの玉森さん心なしか宮田さんと腕を組むとき胸張ってませんか?

まるで嫁と姫じゃ質が違うと誇示するかのように。

ただ宮田さんを好きになっただけなのに何で嫁VS姫みたいな構図にさせられてるの?

もう分かりましたから……そんな気持ちで結婚式を眺めてた。

 

コンサート中は基本宮田さんロックオン&ペンラは紫。

本当はもっと俯瞰的に見たいんですけど、宮田さんの一挙手一投足見逃したくなくて。

でもこの間よりは他のメンバーやペンライトを変えたりしてみた。

次の機会はもっとそこらへん頑張りたいの出来る限りお金は出します。

 

宮田さんはやっぱり王子様。

もうトータルで好き。

アイドルって何ぞやとたまに思うけど、私はその人のことを少し思うだけでも元気になれる存在、それがアイドルの定義の一つだと思ってる。

宮田さんのことを思うだけで、見るだけで頑張ろうと思うし元気になれる。

宮田さんは私の中のアイドルで、おまけに優しい言葉を送ってくれる。

幸せの定義は未だによく分かってないけど、あの空間にいる時間は確実に幸せだと言える。

 

その彼に対しゴリラ声を上げてしまいそうになったのはもう何の曲か忘れたけど、宮田さんがバクステにいて踊っててその時に首の動きがエッッッって感じでゴリラになりかけた。

あと一回は双眼鏡越しに目が合った気がした。

他の人のおこぼれだとしても確実にあの人の視界には入ったと思うことにします!

 

会場は暑くて、熱かった。

時折涼しい風が吹いてるけどペンラを握る手は汗かいてたし合間合間に水分は取ってないとやばい感じがした。

その中で全力パフォーマンスをする7人半端ない。

そしてすごいと思ったのはアンコールの後。

自然発生する拍手の量が凄まじかった。

私は先日の日本ダービーの風景を思い出した。

あのときのユタカコールも感動したけどそれを超えるパワーを感じた。

まさに万雷の拍手だった。

こんなん浴びたら私だったらやめられないね。

 

私はどうも暑さに弱いから疲労に目を向けがちだけどまた良い景色が見られた。

競馬も含めて現場に行く系イベントがしばらくないので生きていくモチベがなくなってもうた。

ライブを見た後は酷なことと分かってはいるけど、1年中ライブしてKis-My-Ft2と思ってしまう。

というかずっと思ってる。

一回会ったらさ、キスマイに逢いたい、俊くんに逢いたいってなっちゃう。

そういう魔法にかかっちゃう。

そういう好循環でいられたらいいよね。

だからwin-winの関係であり続けたい。

 

キッラキラのエンターテインメントをありがとうございます、Kis-My-Ft2の皆様。

あとは福岡ですね。

無事にツアーを完走されることをお祈りしております。

 

 

 

END

 

 

 

血が沸き立った、逢える de show 2022 in DOME

 

 

 

 

※ガッツリネタバレしてます。

 

 

 

dtvの配信ドラマ『BE LOVE』の衝撃から早や1年と7ヶ月。

ついにこの日がやって来ました!

 

 

 

コロナ禍と私がアリーナツアー外れたこともあり、初めてのライブ。

というかジャニーズのライブおろかライブ自体が初めて。

なかなか希有な気がするけど、よく飛び込もうと思ったな自分。

 

 

 

さて来る5月21日。

この日のために整えてきたけどこれで大丈夫かしら?と常に不安が付き纏う。

顔や髪は上手く整えられたけど、その不安は的中。

ネイルが上手くいかなかった。

 

 

 

荷物は何度も何度もチェックした。

はずなのに消毒関係を忘れる。

これは気付いた時には時既に遅しだったが、途中のセリアで買ったのでノープログレム。

 

 

 

そして当日の最大の難敵だったのが雨。

どうも今年に入ってから私は楽しみにしている日に雨に見舞われる。

先日友人と会った日も結構な雨だった。

今回も出かけた瞬間から雨に遭う。

まあ自分の負の力が天気に作用する分には構わない。

だけどせっかくヘアアイロンで伸ばした前髪が、湿気を含むとてんで駄目になるのでやっぱり雨は勘弁して欲しい。

 

 

 

そこからゆっくりとベルーナドームへ向かう。

西武球場前駅に着いて、あっHOMEでみっくんが迎えてくれたところだと思いつつ、辺りを見渡せば同胞たちの姿が。

ジャニオタの友達がいない私、こんなに同じ目的の人が多いとビビッてしまう。

さて結果論で言えば早く着きすぎました。

ベルーナドームの周辺で私的に時間を潰せるところがなかった。

さらに追い打ちをかけるように雨が降っている。

東京ドームだったらウインズで時間を潰せるけれど。

しょうがないから周囲を適当に歩いて人がいないところで競馬中継を聞きながら待機。

お寺さんの辺りをぐるりと回っていたら15時台になっていた。

その後はコンビニで買ったパンをお腹に入れて競馬中継を聞きながら入場時間まで橋の上で周囲のオタクたちを観察。

あれはニカ担、あれは玉森担、あれは同担だなと観察するのは楽しかった。

 

 

 

入場時間となり、ベルーナドームの中へ。

席は3塁側の真ん中らへんだった。

ここで私はトイレ問題に直面する。

なるほど、大多数が女性の現場はこうなるんだなと勉強になった。

 

 

 

トイレから無事間に合って18時。

開演の時間となった。

 

 

 

1曲目のRe:で胸がジーンとなった。

本当にジーンときた。

多分感慨深いってまさにこういう気持ちなんじゃないかな。

私はこの方たちに逢いたかったんだなと実感した。

 

その後はA10TIONでテンションぶち上がり、そのテンションのままEverybody Goへ。

ご挨拶の時はペンラを振り振り、心の中で王子様~や玉ちゃ~んなどと叫ぶ。

さらにテンションを保ったままWANNA BEEEE!!!やSHE! HER! HER!へ向かっていく。

そして事前にお達しがあったKis-My-Calling!。

待ち時間にスクリーマーズくんたちも教えてくれたので自分なりにパーフェクトにできた。

 

ここで1つのブロックが終わってFear。

あの映像は印象に残るよ、北山さん。

気持ち悪ぃは多分褒め言葉になりますよね?

 

その次はOne Kiss。

そしてNAKED。

YouTubeで見たことあるやつ!ってなったから宮田さんを追いやすかった。

 

Break The Chainsは特効がドッカンドッカン。

意表をつかれて普通にビビる(笑)(それが特効だよ、多分)

千ちゃんが新しく振り付け。

そのあたりをMCで触れたときおもろかった。

 

わあかっこいいと思いながらHANDS UP→ENDLESS SUMMER→キミとのキセキ

手振り覚えたらより楽しいだろうなと思いながらペンラをフリフリ、双眼鏡でガン見。

 

MCは玉さんのドラマと宮田さんのニコ生とキタヤンのin PROTEINの話があったりファンボイスの話があったり。

ファンボイス勝手に使っていいのね?となる。

使いどころが分からない。

東京ではもう少し活用したいと思う。

宮田さんにキャーボタン押したときの宮田さん可愛くて会場が蕩けてた(気がする)。

 

MCではバックについているIMPACTorsの紹介も。

そのときの宮田さんお優しかったなあって記憶してる。

やったー!の団体芸微笑ましかった。

その後は新曲のパフォーマンス。

千ちゃんが振り付けをしたという。

 

3ブロックめは#1 Girlから。

Tell me whyの時にだったかバクステが上がってぐるんぐるん回る。

あれの上にいたら私の場合一歩も動けないと思うのでキスマイは凄い(小並感)。

 

Tell me whyからMy Loveの流れはアンコール前に言われて気付いたけど「タカシやったな!」(byガヤさん)って感じでした(笑)

 

Luv Bias→Another Futureは水です!

HOMEでのあの水演出をこの目で見られるなんて。

マジで綺麗でした。

 

4ブロックめは以前のライブ映像からスタート。

BE LOVEの映像があったのは伏線だったのでしょうか……?

FIRE BEAT→Hair→祈りの並びは新規の私でもおっとなるラインナップでした。

一度はニカちゃんのバク宙が見たかったので良かったです。

 

ETERNAL MINDを経て、畳みかけるようにマッシュアップ

ここらへん怒涛すぎて目と脳味噌が足りなかったから東京の時はちゃんと見たいです。

 

極めつけはBE LOVE。

オタクの声の幻聴()が聞こえたと思い花道に目をやるとベールをつけた玉森さんの姿が……。

後ろの席の人が興奮してたけど気持ちは大いに分かる。

まさか2度目の結婚式に参列することになるなんて思わないじゃん……。

アンコール前に彼らが話していたが、「初心に返って2度目の結婚式」らしいです。

多分初めて聞いたワードです。

私結婚式に参列したの、友人のに続いて2例目です。

ありがとうございます(?)。

そしておめでとうございます(?)。

 

アンコール前のラストは足音。

それが終わったら私はキスマイGOボタンを押す。

 

アンコールはアンケートで選ばれた若者たち→Thank Youじゃん!→Good-bye,Thank you。

私は最後の力を振り絞ってペンラを振って全力応援。

 

最後はけるときに残ったのが宮玉のお二人なんですが、宮田さんが玉森さんの髪についた紙を取ってました。

それ恋が始まるやつです、多分……。

後ろの人もイチャイチャするなって突っ込んでた気がする。

 

とにもかくにも本当に、本当に、楽しかったです。

 

 

 

さて私がこういうレポートを書くんだから当然宮田さんについて触れるに決まってる。

 

これが良いスタイルなのかは分からないけど、ペンライトは基本紫、基本双眼鏡で宮田さんを追うというスタイルでお送りしました。

 

ところで何で私文章を書くときは宮田さんなんでしょうね?

普段は宮田くんとか俊くんとか俊哉さんとか好き勝手呼んでるのに。

でも文章の時は宮田さんと書いた方がスルッと回るんですよ。

 

まず最初にハッと思ったのはローラー捌き。

その時俊哉さん(こっちでもスルッと回るかも)しか見てなかったから他の人がどうかは分からないけど、ローラースケート捌きが華麗に見えて目を奪われた。

 

お衣装は3ブロックめが好き。

宮田さんのスタイルがとてもスマートに感じられた。

私は宮田さんに白を着せたい。

もしくはオーダーメイドさせたスーツでバシッと決めさせたい(いきなりどうした?)

あの衣装めっちゃ好きなので玉森さんに金一封をあげたいです。

 

ファンサに関しては双眼鏡でオタクのファンサうちわがよく見えて、ファンサする宮田さんを、何目線か分からないけど優雅に眺めておりました。

 

俊哉さんと目が合った?手を振ってくれた?気がしたのは、宮田さんがリフターで上がったとき。

多分ほぼ直線上にいたと思うんです。

その時、双眼鏡越しに目が合った気がしたんです!

手を振ってくれた気がしたんです!

だからその衝撃で何の曲でどの衣装だったかが一向に思い出せません。

明るい曲だったのは記憶にあるのですが……あとリフターの土台部分に芋哉たんがいたのも覚えているのですが……。

私の脳裏にある宮田スマイルは妄想でしょうか……?幻でしょうか……?

何せ確証がないので……。

 

俊哉さんは何度もありがとうっておっしゃったけど、それはこっちの台詞なんですよ。

こんなに楽しい時間をありがとうございますって話なんですよ。

これが両想いってやつですかね?

本当に、本当に、ありがとうございます。

 

 

 

双眼鏡から少し目を離して全体を見れば、ペンライトの光が本当に綺麗で壮観でした。

 

競馬で騎手を見ていると思うんですよ。

例えばG1レースを勝ったとき、ウン万人のファンの声を一身に浴びる感覚を一度でも味わったらクセになって、なかなかやめられないって。

 

その感覚をこの会場でも抱いて。

ほとんどの女の子たちが多分この日のために服やアクセやアイテムを一生懸命考えたり、自分を磨いたりしてそこに参加して。

彼女たちの黄色い視線を一身に浴びてステージに立つって感覚、市井の我々には一生味わえないわけで、やみつきになるだろうなと思うんです。

 

そりゃステージに立つまでに大変って言葉が陳腐になるぐらい色々あるのは想像に難くないのですが、だからこそステージで輝くわけで。

対等な関係でいたいとは思わないけど、win-winな関係でありたいなと思いました。

 

 

 

日々の運動不足がたたり、足は痛いけれど高揚感が上回ったまま無事帰宅。

だけど現実感はなくて、これ夢だったらどうしようと思ったり。

でも夢だけど夢じゃなかった(©トトロ)でいいんですよね?

でも俊哉さんと目が合った気がするのは夢な気がするんだけど(まだ言ってる)。

 

とにかく濃ゆい約2時間半でした。

キスマイの皆さん本当にありがとうございました!

この感覚をまた味わえるのが楽しみです。

その日を目標に生きます。

次は東京ドーム。

多分ブラッシュアップされていくんだろうから楽しみ。

それまで皆さんご無事に。

私も無事に。

また逢える日を心からお待ちしております。

 

 

 

 

とある日の備忘録

 

 

 

 

7月某日、正午ごろ、私は池袋駅に降り立った。

 

目的地はそう、東京建物Brillia HALL。

音楽劇「GREAT PRETENDAR」を観劇するためである。

 

 

 

BELOVEの衝撃から早や9か月。

すっかり私はキスマイに興味深々になってしまい、中でもあのドラマで編集者だった宮田さんのことを考えない日はないぐらいに陥ってしまった。

 

理由ははっきりこうだとは分からないけれど、BELOVE第2話の「ほら、これで一緒だろ?」から徐々に傾いていき、Nemophilaで完全に落ちてしまったということは言える。

 

とにかくその宮田さんが舞台をやるという発表を3月の下旬辺りで見てから一目でいいからお目にかかりたいという気持ちになり、ついにその日を迎えたというわけだ。

 

 

 

芸能人で会ってみたいという気持ちになったのはこの人が初めてだ。

ええ、マジです。

初めて生で見たジャニーズはこの人になりました。

本当です。

 

別のジャンルならいくらでもあるんですが。

武豊さんっていうんですけど。

ええ、競馬の。

私、その方をもう干支一周分以上は追ってまして。

そんな話はどうでもいいですね。

 

つまり私にとって宮田さんは武さんなんです。

意味が分からないですよね?

私も分かっちゃいません。

 

 

 

閑話休題

池袋に降り立った私は地図や案内に従ってブリリアホールへ向かう。

地図が読めるときと読めないときがあるので、複雑な道じゃなくて良かったと内心思いながら歩いていき、オタクたちの写真でよく見た建物を目にする。

 

とりあえず建物と宮田さんの生写真をパシャリ。

恥ずかしかった。

 

なんとなくすぐ入るのは躊躇われて、ブリリアホールの前の広場を少し歩く。

そこにはアニメイトのカフェがあり、うたプリとコラボしているようで、なんとなくその周りを一周する(怪しい)。

宮田さんのおかげでトキヤさんは分かるけど、こんなにキャラいるんやなと思いながらトキヤさんを撮る。

 

意を決して出陣じゃと思いながらブリリアホールに入る。

ここらへんの私は一人芝居モードである。

俯瞰で見たら紫のアイテムをつけた女が怪しい動きをしているように見えただろう。

なんかごめんなさい。

 

エスカレーターで上がると奥の方にKAMIGAの宮田さんとウナコーワのキスマイさんとグレプリのパネル(?)が並んでる。

これもファンたちの写真で見た。

御多分に漏れず私も並んでサクッと撮る。

もはや記録なので映えとか知らない。

 

消毒をしてチケットをちぎってもらい先に進む。

そうだ、パンフを買おうと購入。

赤くて自分が映る。

 

自分の席があるところまでエスカレーターで上がる。

お手洗いで整えて着席。

当ホールの評判を調べたら芳しいとは言えなかったが、多分大丈夫だろうと判断し、双眼鏡を取り出した。

今日ほど双眼鏡を持っててよかったという日はない。

広い競馬場で馬を追えるから舞台での宮田さんを追うのはきっと容易い。

そう判断してステージ下の照明にピントを合わせて開演を待つ。

 

 

 

緊急事態宣言を受けて当日券を販売していなかったけど、お客様結構いらっしゃる。

ただ自ら観劇に行くのは初めてだからこれがどの程度か分からない。

紫のワンピを着てた人や宮田さんのアクスタを持ってた人、KAMIGAやウナコーワを撮ってた人は宮田担およびキスマイ担だとは思うけど、この会場の中でその割合はいかほどか。

まあとにかく多くのお客様の目に宮田さん演じるエダマメが映るんだよなと思うと自分勝手なエモーショナルが増していく。

 

 

 

13時となり幕が上がった。

冒頭は取調室のシーン。

刑事がエダマメの取調に難航していたところ、エリート検事である北大路が現れ、エダマメと回想していくところからストーリーが始まっていく―――。

 

何度か原作ありの作品を見ていて、そのイメージに引きずられてしまい作品に集中できなかったという経験から原作のアニメは未履修のまま臨んだので、見事に騙されましたね、エダマメと一緒に。

まっさらな状態で見たい人がいるでしょうから詳細は省きますが、二転三転するストーリー展開に引き込まれました。

 

他キャストさんに目を向ければローラン役の美弥さんに目を引かれた。

宝塚ってハマったら沼なんだろうなと感じている。

それぐらいローランの美弥さんは美形だった。

 

 

 

さて双眼鏡で見た宮田さんについても書かねばなるまい。

あっ通報はしないで下さいね。

 

まずは初めて見たときに誰もが思うことだろうけど、顔小っちゃ!手足細っ!長っ!目大きっ!スタイル良っ!という言葉が脳内を駆け巡る。

双眼鏡越しにそう思うんだからきっと実物大はもっとだろうというのは想像に難くない。

 

開演前にピントを合わせたおかげで細かく見ることが出来た。

首に光る汗、血管とか筋とかも見える。

私はとあるシーンで宮田さんの旋毛をまじまじと見てしまったことをここに白状します。

お願いします、通報しないで下さい(汗)

 

とにかく宮田さんはほぼ出ずっぱり。

下手にはけたと思ったらすぐにセットの上の方にいたり縦横無尽に駆け回り、衣装も何パターンかあるし歌も踊りもしてるしで、パワフル&タフネス。

演技をどうこう言える立場じゃないし、巧拙の判断をする立場じゃないけれど、何の違和感もなく宮田さん演じるエダマメがステージにいた。

宮田さん巻き込まれる系主人公が似合いますよね。

 

舞台と並行して今年キスマイ10周年だからそれ関連の仕事もあって、目に見えて忙しいだろうになんて自分勝手な感傷にも陥る。

自分の行った日なんてあの後FNSに出てましたからね。

私は行き帰りでも疲れたというのに。

マジでパワフル&タフネス。

私だったら脳味噌も身体も混乱する。

やわじゃできない職業だなと感心してしまう。

 

 

 

ストーリーが全部終わり、カーテンコール。

双眼鏡で見たい、でも手が腫れるぐらい拍手したいでここが一番私的に忙しかったかも。

だって並大抵の気持ちで挑んだわけじゃないだろうから、それに心ばかりの気持ちを返したいじゃないですか。

 

宮田さんはいつもの笑顔を見せて手を振られていた。

幕が下りるギリギリまで手を振られてたからそれに拍手で答える。

こうしてこの日のグレプリは終わった。

 

 

 

退場の案内があるまで半ば放心状態。

どう考えても一日に摂取できる宮田さんの量を超えていた。

20分の幕間でも私は立たなかったから身体はバキバキだけど、それは幸せなバキバキですよね。

 

案内があったのでエスカレーターで地上まで下りていく。

夢心地のような気持ちは続く。

途中エスカレーターから足を下したときに足首に衝撃が走ったけど、それ以外は陶酔してしまった。

あっ最後に女子たちに混ざって生写真とブリリアホールの入り口は撮りました。

このときは恥ずかしくなかった。

 

そうして私は途中お手洗いを挟んだけど直帰した。

帰ってる間はずっと信じて下さい!双眼鏡の向こうにいたんです!と脳内が謎の訴えをしていた。

だってそこにいたんですもん……。

 

というわけで私は池袋から無事帰宅し、その後のモエラジやFNSを堪能したのでした。

 

 

 

何もかもが初めての体験だったのですが、大いに楽しめました。

この日まで見ることをモチベーションに自分を整えていましたが、これからはこの日のことを思い出に自分を整えようかと思います。

 

いつの日か王子様~と叫べる日が来ることを願って、この文章を終わらせたいと思います。

それでは。

ドラマ『BE LOVE』論(ってほどでもないもの)

はじめに

 

10月9日。

その発表があった日は今でも忘れられない。

そこから流れるようにdtvに入り、原案となった楽曲も聴いて……あな恐ろしや。

 

とにもかくにも私はドラマ「BE LOVE」にドハマりしてしまった。

 BE LOVEが私を思考の沼へと沈ませた。

 

自己満である。

だけど書かないと私の気が済まない。

好きになるとどんどん入れ込んでしまうんです、何せTypeBなもので(笑)

 

というわけで私が気になった箇所をこねくり回して書いていこうではないかというのがこれから続く文章です。

あくまで、あくまで私の個人的な見解なもので異論を是非下さい。

 

 

 

二人の出会いから関係の変化

 

・別荘に行くまで

 

絵本作家さん

 

絵本を持ち込むと、絵本を見てくれた編集者さんがすごく褒めてくれた。

「あんなに自分の絵本を褒めてもらったの生まれて初めてで」という台詞から今まで周りに評価してもらったことがなかった?

それでも絵本作家になりたくて持ち込んだ先に編集者がいた。

 

初めて肯定してくれた人を好きになる、この人なら分かってもらえるかも、作品を通して心が通じ合うみたいな、まるで光のような存在だったのではないか?

 

そうして担当してもらってデビューに漕ぎつける。

画材屋に行ったときに初めてプロと言われて嬉しかったとインスタに書いてある。

海への誘いに乗った時点でかなりの好意はあったと思っていい。

 

編集者さん

 

「初めて見たときの衝撃忘れられないもん」

作家さんが持ち込んできた絵本を見て衝撃を受ける。

その才能を買って熱心に指導する。

そうしてデビューさせる。

 

才能に惚れて作家さん自体を支えたいと思うようになれば恋愛感情にになり得る。

もっと過ごしたいと思ったから「あの今度海行きませんか?」と別荘に誘う。

同じく好意があったと考えよう。

「誘うのドキドキしちゃいました」なんて言っちゃってたし。

 

 

 

・別荘

 

赤のアウディで別荘に訪れる。

絵本作家「ごめんなさい、僕の荷物です」、そこから二人の手が触れる。

絵本作家さんは意識してる描写。

編集者さんは「あなた筆より重いもの持てないでしょ」なんて言っちゃって気には留めてない様子?

もしかしたらこの人は本音を隠してしまうタイプ?と思ったり。

 

寝室のシーン。

「思い切りベッドに飛び込んでもいいですか?」と絵本作家さんが動く。

これはどういう意図で別荘に誘ったのかを知りたくて?

ベッドというのはある種神聖な場所。

そこに飛び込むということは?

 

編集者さんの答えは「もちろん」。

少し間があったのは気持ちを固めるためか?

 

作家さんが飛び込んだ後編集者さんもダイブ。

これで半分ぐらいは成立してるような気もするが作家さんがもう一押し。

自分の頭を編集者さんの腕に乗せる。

 

「嫌だったら突き放して大丈夫ですので」

突き放さないからこそ言える言葉だと思う。

この人なら懐に飛び込んでも大丈夫だろうと思わないと言えない。

 

それにキスで応える編集者さん。

この人を支えたい、守りたいと思っての行動か。

 

これにて二人の関係が深くなり現在に至る。

 

 

 

 1話の晩酌シーンから考える2人の世界

 

新人の持ち込みがあったことを話す編集者。

それに対し絵本作家さんは「ふーん。担当すんの?」などと言って拗ねた態度を見せる。

それに対して編集者にヨシヨシと彼の頭を撫でる。

多分こうしたやり取りは何度もあったのだろうと考える。

 

絵本作家さんは憑依型作家と編集者が表すぐらいだ。

つまりは作品=自分。

それを初めて肯定してくれた人は何よりも大切。

というかその人が自分の全てという気持ちを持っていてもおかしくはない。

 

だから自分の世界には編集者さんしかいないと思っていたとしたら?

 

一方で編集者さんは圧倒的に光の世界にいる人。

洋館の別荘を持っていて赤のアウディを乗りこなして余裕のある雰囲気がする。

武田さんへの接し方を見ても、誰に対してもああいう感じなのは想像に難くない。

この人は間違いなくスパダリ。

 

そんな人が恋人なのだから不安になるのは当然とも言える。

だから彼に近付く人がいると自分の世界にいなくなることを危惧しヤキモチを焼いて拗ねる。

 

そんな彼を編集者さんは大きな愛で包み込む。

編集者として、一人の人間として彼をサポートしている。

デロデロに甘やかしてると思う。

だけど絵本作家としては少し分かりにくいかもしれない。

 

スパダリ彼氏とわがままな可愛い彼女、そこにある一抹の不安。

BE LOVEの世界観のような2人の世界がそこにはあった。

 

 

 

 編集者のif

 

 編集者さんはもし絵本を完成させていたらどうなっていたか。

ふとそんなことを思った。

 

編集者は絵本作家さんを突然失い、失意の日々を送っていた。

その後を追わずに現世に留まっている動機はやはり未完成の「俺たちの絵本」だろう。

 

「お前と出会って一緒にこうして過ごしてきたからこそ思いついた絵本」「作家人生をかけて描きたいと思ってる」

そんな作家の思いを知ったからこそ「絶対完成させようぜ。その俺たちの絵本」と約束した。

 

その約束を果たすために編集者は動くことになる。

そこで武田さんの手を借りてでも完成させようとしたわけだけど、もし完成させていたら?その先は?と思わずにはいられない。

 

絵本作家さんの死を引きずり続けているし、面影を見て、気配を探している。

武田さんに頼んだのも彼に似ていたから。

彼は真っ直ぐに絵本作家のことを愛していた。

 

だからもし完成されていたら……。

だから物語の結末はある意味彼の本望だったかもしれない。

少し早いお迎えだったかもしれない。

 

そんなifを想像できる余地をこの話は残していると思う。

 

 

 

 絵本作家を吸血鬼にさせたもの

 

 最終的に絵本作家は吸血鬼となってしまう。

吸血鬼になってしまう理由は諸説あるのでここでは彼の感情を追っていって何がきっかけかを探っていこう。

 

最初は「レパートリー増えてんじゃん、歌ってよ」「俺ずっと傍にいるよ」「ねえこっち見てよ、気付いてよ」「ここにいるのに」と書いてて切なくなるぐらいの想いを編集者さんに向ける。

星に願いをの「1秒よりも短くていいから その頬に触れさせてそっと」という感じだ。

 

編集者さんも独り遺されたが、絵本作家もまた一人になってしまったのだ。

ここで編集者さんが彼を見えるようになればいいが、そうではない。

自分の世界には彼しかいないのに。

 

編集者が約束のために動き出したときの作家さんの切ない表情は絶妙だ。

自分はただ見ることしかできない、その笑顔を他者に向けないで、とただただ切ない。

 

でもすぐさま怒りの感情を向けてるわけじゃない。

ただ編集者の様子を見ている。

それは絵本作家の一応の優しさだとは思う。

自分のために動いてくれてるわけだから。

愛してくれているわけだから。

 

でもやっぱりどうしても許せない一点はあった。

元々あの絵本は編集者との日々の中で思いついた絵本。

大切な人のために作家人生を懸けて描きたいと思った絵本。

彼にとって作品=自分。

あの絵本はまさに自分そのもの。

それを大切な人と作るからこそ意義がある。

 

それなのに編集者は自分に似た人にその絵本をやらせようとした。

まさに運命の「今更何言われたとしても 踏みにじられた傷は消えない」だ。

ここで憤懣やるかたない気持ちになった絵本作家。

それが彼を吸血鬼たらしめた。

 

でもそんな気持ちなんて本当は持ちたくなかったはずだ、愛してる人に対して。

噛む以外は爪を伸ばして傷つけてはいないし。

 

こんな気持ちになるぐらいだったら「最初からこうすれば良かった」。

その台詞にはこのような意味が含まれているような気がしてならない。

 

 

 

 マリーゴールド

 

物語の中でキーアイテムとなっているのがマリーゴールド

 

マリーゴールド花言葉は色々ある。

日本では「勇者」「可憐な愛情」

黄色のマリーゴールドは「健康」、オレンジのは「予言」「真心」

アフリカンマリーゴールドは「逆境を乗り越えて生きる」、フレンチマリーゴールドは「いつも側において」、レモンマリーゴールドは「愛情」

マリーゴールドには太陽神アポロンの恋愛絡みの逸話があり、「嫉妬」「絶望」「悲嘆」というのもある。

 

「あいつ、それが好きかな」と編集者が選んだのがマリーゴールド

つまりは絵本作家=マリーゴールド

だから3話でマリーゴールドが映った後作家が現れたし、4話で花瓶にマリーゴールドを挿したら編集者の前に姿を現した。

 

マリーゴールドには良い意味でも悪い意味でも花言葉がある。

絵本作家=マリーゴールドなので2話では「可憐な愛情」、3話では「いつも側において」「悲嘆」、4話だと「嫉妬」「絶望」と色合いが変わってくる。

もしそれを狙って制作側が作ったとしたのならば金一封をあげたいです。

 

また太陽神アポロンマリーゴールドにおいての逸話が大変興味深い。

https://gardenstory.jp/plants/32908を参照します。

 

①カルタという美しい少女が太陽神アポロンに恋をしていた。彼女の生きがいはアポロンの側にいて彼を見つめることだけ。しかし次第に恋の炎に焼かれるようにカルタは衰弱し魂となった。その魂は太陽に吸い込まれてその跡に1本のマリーゴールドが咲いていた。

 

②水の妖精クリスティはアポロンに恋心を抱いていた。しかしアポロンには王女レウトコエという恋人がいた。嫉妬したクリスティは王女の父の国王に告げ口。すると国王はレウトコエを生き埋めにしてしまった。クリスティはそれを後悔しアポロンを見つめ続ける。やがてクリスティは太陽に向かって咲くマリーゴールドとなった。

 

アポロンには男性にも慕われていて、美少年クレムノンもアポロンを見つめていた。アポロンもまたクレムノンを愛しく思うように。しかしそれを雲の神が嫉妬しアポロンを隠してしまう。会えなくなったクレムノンは死んでしまう。そこでアポロンはクレムノンをマリーゴールドに変身させて、その姿を愛でるようになった。

 

これを見ていると太陽神アポロンを編集者さんに見立てられて仕方がない。

そして3つの逸話が全部「見つめる」がキーワードとなっている。

2話でマリーゴールドに水やりをしている編集者を見つめる絵本作家さんのシーンがあったし、4話ではずっと編集者を見つめてる。

3つの逸話はいずれも悲恋の末にマリーゴールドになっている。

これらを知った上でのチョイスだったら本当に金一封をあげたい。

 

まあこのマリーゴールドの話はかもしれないで留めておきます。

 

 

 

 吸血鬼ユッタの冒険~運命の扉~

 

これは難産だと思う。

何せ取っ掛かりが4つのシーンしかない。

でも作家が編集者と過ごしてきたからこそ思いついた、作家人生を懸けた二人の絵本だ。

最後に編集者さんは「これって俺たちの冒険だったんだ」とモノローグしている。

つまりは吸血鬼ユッタと青年はそのまま絵本作家と編集者に置き換えることが可能だ。

 

頭に浮かんだことを何でも絵本にするのがこの作家のスタイル。

そこを紐解いていけば自ずと潜在的にでも二人が見えてくるのではないだろうか。

 

まずは①ユッタと青年の出会いのシーン。

青年が死んだ母親に会うために入ってきた森でユッタと出会う。

吸血鬼と知り怖がる青年に対し、「人間の友達が欲しかったんだ」「友達の血は吸わない」と友好を深めようとする。

 

次の絵本のシーンでは②二人は死んだ人に会える花があるという山を目指していく。

枝をクルンと回していく青年は菜箸をクルンと回した編集者さんと一緒。

ユッタは水筒から血を飲む。

そして「君の血を吸ったら君は死んで吸血鬼になる」と説明。それに対し青年は「怖くないよ、ユッタは友達だから」とすっかり親しくなっている。

 

主役の二人が最後に実演したシーンは③とある朝。

日の光りが駄目な吸血鬼、明るいうちから行動する人間の対比が描かれる。

 

あとはラストシーン。

アトリエと似た部屋で青年が血を流して倒れているという絵本の結末としては不穏な絵となっている。

 

3つのシーンと先述した事を重ねることは可能だと思う。

①は二人の馴れ初め、②はBE LOVEな二人、③は一抹の不安がある二人の世界と。

 

問題はラストシーンだ。

頭に浮かんだことを何でも絵本にしてしまうのが絵本作家さん。

恐らく一度思い浮かんだことを取り消すことはないのだろう。

どういうストーリーでそのラストに繋がるのかは残念ながら永遠の謎だ。

そしてそのラストシーンは現実と交錯してしまった。

 

もしかしたら絵本作家は知らずのうちに編集者との愛の結末を予知してしまい、自らその道へと歩き出してしまったのかもしれない。

 

 

 

 このままで僕らずっと

 

 最後にクライマックスシーンを振り返ってみよう。

編集者がラストシーンと同じようにマリーゴールドを花瓶に挿すと世界は一変し、目の前に絵本作家が現れる―――。

 

編集者さんの想いはただ一つ。

「俺たちの絵本」を絶対完成させること、絵本作家さんとの約束を果たすこと。

だから絵本作家に雰囲気が似てる、絵のタッチが似ている武田さんの手を借りた。

 

残された側のみの物語ならば、これは美談と言えるし、何なら完成させた後の編集者と武田さんとの物語だって紡ぐことは出来る。

 

しかしこのドラマは死んでしまった側の話でもある。

というよりもどっちかといえば絵本作家側の視点に重きを置いている節がある。

作家が編集者の幸せをずっと祈っているのならまだしもだが。

絵本作家の怒りは「自分と編集者」の絵本なのに、他者を介入させて描かせている、この一点のみだ。

ましてやどことなく自分に似ているなんて言われて、絵のタッチも似ているとも言われて。

そりゃ踏みにじられた思いはするだろうし、「最悪の言い訳」と切り捨てたくもなるだろう。

 

二人が想い合っているのは確かだ。

しかしすれ違う。

死別してしまった時点で交わらなくなってしまったのに。

絵本作家は「二人」で完成させることに意味があると思っていたのに対し、編集者は「俺たちの絵本」を完成させることに主眼を置いた。

傍から見たらたったそれだけかもしれない。

でもその違いはとても大きい。

そして死が二人を別ってしまったのでそのすれ違いを解消することは出来ない。

 

それを解消するために必要だったのがマリーゴールドであり、絵本のラストシーンだったのだろう。

現実と絵本の世界を交錯させることでしかもう二人を交わらせることが出来ないのだから。

 

結果、運命による導きか二人は再び交わることになる。

噛まれた後の編集者の台詞、「ごめん、俺が悪かったよ」はすれ違いの果てに絵本作家の真の想いを知り、寄り添った言葉だと思う。

 

この話のエンドをどのように捉えるかは人それぞれだろう。

私はハッピーエンドと捉えたい。

 

絵本作家が編集者を連れていく、というのは一見バッドかもしれないが、自分は相手が一番大切、相手も自分といる方が幸せなはずだという確固たる自信がないとそんなこと出来ないだろう。

実際作家は編集者には真っ直ぐで、編集者は絵本作家を大きな愛で包み込んでいる。

 

死別により崩れてしまった二人の世界。

そこには他者は一切介在しない。

また同じ世界にいくのなら連れていくしかない。

そうすれば二人はずっと一緒にいられる。

 

だからこの話はハッピーエンドなのだ。

 

 

 

 おわりに

 

さてここまで長々と書いていきました。

ここまで辿り着いた皆さんはお疲れ様です。

 

何でこんな文章を書くぐらいハマってしまったのか、よく分からないんです。

確かに入口はキスマイのその二人がBLをやるんですか?ってところなんですけど……でもかといって私はBLに抵抗はないぐらいで積極的に読み書きはしてないですし、創作で読むのも書くのも夢が多いんです。

ちなみに当方は嵐ファンですし。

 

というかドラマを見ているうちにそういった概念はなくなってました。

ただ演じているお二人が男同士なだけ。

中身はファンタジー王道ラブストーリーですよ。

だからBE LOVEはどんな話?と訊かれたらファンタジー王道ラブストーリーと答えますよ、私は。

 

楽しかったです、ドラマBE LOVE。

お二人の演技もドラマの世界観も私を大いにハマらせました。

 

ドラマ企画第2弾も楽しみにしてます。

全配信が終わったからこそ振り返るBELOVE4話(というか雑記)

 

 

 

こんにちは。

 

 

こちらは今回の記事を書くために例の掛け合いのシーンも何度も繰り返した者です。

 

 

さて今回は全配信の最後、見た後しばらく放心状態となった4話を振り返りたいと思います。

最後も異論は大いに認めます(笑)

 

 

 

前回の続きで、編集者と新人作家さんのやり取りが映されました。

 

「大丈夫かどうかでいうと大丈夫じゃない」

 

笑顔で言ってるけど、痩せてるといった台詞もあったし、絶対大丈夫じゃないやん。

あと絵本作家さんが見てるぞ、編集者。

 

 

 

次は回想。2作目が完成した夜の様子が描かれています。

デビューからどのくらいの時間が経ったか分かりませんけど、随分と砕けて仲良くなってますね。

ここのシーン重要ですよね。

 

「実はさ凄く描きたい絵本があるんだ」

「お前と出会って一緒にこうして過ごしてきたからこそ思いついた絵本があるの」

「だからこそ作家人生をかけて描きたいと思ってる」

 

「絶対完成させようぜ、その俺たちの絵本」

 

とりあえず台詞だけ。

指切りげんまん、途中で終わったけど嘘ついたら何だったんでしょうね……。

 

 

 

回想が終わり独りの別荘に帰る編集者。

 

「約束果たさないとな」

そう呟いて新人作家、武田の絵を見る。

「これ……」

 

そんな彼を見つめる絵本作家さん。その表情から気持ちが読み取れない。

 

 

 

ある夜、バーに立ち寄る編集者さん。

作家の面影を見て隣に座ると、武田さんだった。

二人のやり取りを読み取れない表情で見つめている絵本作家さん。

 

「武田さん”も”レッドアイ好きなんだ」

「担当になっていただいてありがとうございます」

 

作家さんの死を引きずり続けている編集者さん。

彼の姿を武田さんに重ねてる。

分からなくはないんですけどね……。

 

絵本作家さんが映り、もらった腕時計が映った後、編集者さんは気配を感じる。するとさっきまでいた絵本作家さんの姿はなく、テーブルの火は消えていた。

 

そして編集者さんは武田さんに協力を持ちかけるのだった。

 

 

 

次のシーンではもう赤のアウディで別荘に来ている。

助手席に乗せて別荘に来たのが一番アカンかなと思ったんだけど、絵を別荘の外に出した時点でもう運命ルートな気がするからどっちもどっちか。

 

武田さんをアトリエに連れていって編集者さんは説明をする。

 

「私と絵のタッチが似ている」

 

ここもいけないところな気がする。

武田さんに「優しいね」って言う編集者さんはマジスパダリだよね。でも上っ面な感もあるけど……。

 

「本当に私でいいんですよね」

 

でも武田さんは良い人な気がする。ここの武田さん幻覚説もあったけど、それは違うような気がするので武田さん実体してる説を取る。

マジで武田さんあの後どうしたんだろ……?

 

 

 

お茶を淹れる編集者さん。

絵本作家さんの指輪?が反射して気配を探してるような。

そこにはやはり絵本作家さん。

 

「何で?何してんの?」

 

ここで絵本作家さんが怒りの感情を見せている。

武田さんにやらせたのが確定した時点で運命ルートとなりましたね。

 

 

時間が少し進む。

風が窓に吹き付けていてなんだか不穏な空気。

書きかけの絵を加えている武田さんの横で編集者さんは絵本のラストシーンを眺め、ソファと花瓶がアトリエと同じなことを発見し、花が足りないことに気付く。

 

 

 

そしてマリーゴールドを挿すと世界は一変する……。

 

 

 

「ねえ、ちょっとこれ見てよ」

「えっ……」

 

 

 

顔を上げると絵本作家さんが武田さんのところに座っていた。

この瞬間私はキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!と思ってしまう(笑)

 

 

 

「あれ」

「何やってんだよ」

「何で、どうして」

「俺との絵本だろ、何であんなわけのわからない奴にやらせてんだよ」

「違う、違うんだよ」

「違わない!」

「本当だって、そんな」

「そんな?」

「いやどことなく似てたから君に」

「そんなの最悪な言い訳じゃん」

「そうじゃなくて、何ていうかな、絵のタッチが似てて、つい」

「それも最悪だろ」

「いやでも約束守ろうと思って俺必死で」

「意味がないんだよ、俺とお前で完成させなきゃ何の意味もないんだよ」

「いやでも俺はただこの絵本を完成させたくて」

「……もういいよ」

「えっ?」

「これからはずっと一緒だよ」

「えっ?ずっと」

「やめろよ」

「やめないよ」

「やめろよ。……全部誤解だって!」

「絶対許さない」

「……ごめん、俺が悪かったよ」

 

「最初からこうすれば良かった」

 

「これって俺たちの冒険だったんだ……」

 

 

 

台詞をドカンと書くという作業。

いや、二人の感情をなぞるためには全部必要ですから……間違ってたらすみません。この台詞たちを書きたくて何度も繰り返し見てました。

 

編集者さんが倒れると絵本のラストシーンと同じシーンに。それを見る絵本作家さんはどんな感情だったんだろうか……。

 

 

 

その後絵本作家さんは編集者さんを海辺へ連れていく。

我々はその状況をただ見ているしかない。

BGMは運命からBELOVEへと変わっていって、Finと絵本がバタンと閉じられたような音で終了する。

 

 

 

エンディングはBELOVEでメイキングの様子が流れる。ここで平穏な気持ちとなっていく(ドラマ企画第2弾の予告にまた落ち着かなくなるんだけど)




4話は16分43秒。だんだんまとめるのが早くなったような気がする(私の体感だけ)。

BELOVE全体を合計すると67分50秒。

連ドラの初回拡大版ぐらいの時間。

なのにすっげえ濃密な内容にクラクラする。

凄いなdtvさん、いや本気で。




完全にメモ書きのような記事で申し訳ないんだけど、また別に書きたいことがあるので、今回はここまででご容赦ください。

Twitterでも多少私の見解も乗せてるのでよろしかったら@MmYt1434まで。


ここまで熱を込めて見るドラマ久しぶりでした。

本当にBELOVEさんありがとうございますという気持ちで一杯です。


それではまた別の記事でお会い出来たら幸いです。

ここまでありがとうございました。

全配信が終わったからこそ振り返るBELOVE3話(というか雑記)

 

 

 

 

こんにちは。

3回目です。

 

 

 

こちらはキスマイさんのANNPを聴きながら作業している者です。

メンバーでやるラジオって良いですよね。

 

 

 

さて今回は切なさで満たされ「運命」の結末を予感させた3話を振り返りたいと思います。

これまで同様、異論は大いに歓迎です(笑)

 

 

 

前回、絵本作家さんの死去の知らせを受けた編集者さん。

一人で別荘で帰ることになります。

 

マリーゴールドが冒頭に映ったの今後を考えてのことなのかしら?

そして毎回このシーンを見て編集者さんベストどうした?と思ってしまうの私の悪い癖?だって前回の最後ベスト着てたじゃない。

 

編集者さんの表情からは悲しみが伝わり、こちらが泣きたくなる。

 

 

 

別荘に入ると、バースデーサプライズの飾りが残されていた。

 

「どんなサプライズだよ」

 

(ホントだよ)

 

テーブルの上にはバースデーカードとプレゼントの腕時計(前作の時計にそっくりな時計)。

 

BGMはBELOVEで涙を誘う。

 

 

 

編集者さんがキッチンへ赴くとキッチンは汚くなっていた。

冷蔵庫にはフォークを乗せてラップもしてないハンバーグ(ここ突っ込んだ方多いはず)

 

「あいつ……」

「しょっぱ」

「下手くそ」

 

そんな突っ込みを脇に置けば涙ながらに食べる編集者さんに感情移入してしまう。

視聴者の脳裏にはユッタ先生のインスタ投稿もあって、あああれね……と思ってしまうんじゃないですかね。

 

 

 

アトリエに向かうと筆を手にする編集者さん。

その筆から回想シーンへと誘われます。

 

 

 

 

画材屋で編集者さんは高い筆を勧める。

「今日からプロなんですから」と言われて絵本作家さんは嬉しかったというのはインスタ参照。

 

私が気に入ったのは鏡の中に映った二人の姿。

まるで二人を鏡の中に閉じ込めたような描写で、4話みたいな感じですよね。

 

 

 

次はバーのシーン。

「新たに誕生した絵本作家に乾杯」

やっぱりいつもこんな感じで乾杯してるな、この人。

 

「担当していただいてありがとうございます」

「あんなに自分の絵本を褒めてもらったの生まれて初めてで」

 

ここに作家さんの感情が見えてくるような気がする。

あんまり褒めてもらえてなかったのかな……。

 

ここで絵本作家さん次回作の話をする。

「時計なんですけど……」って言ってたから絵本作家さんこれまでデビュー作と次の時計の話の2作しかなかったってことですよね。

もったいないなあ。

 

 

 

その帰りの場面。

バーで楽しかったらしく酔っぱらっている絵本作家さん。

すると編集者さんが「あの今度海行きませんか?」と誘う。

自分のあんまり使ってない別荘に誘うなんて明らか……ですよね。

 

というか別荘を持ってる編集者さん、明らか普通の人ではない気がする。

アウディが愛車ですし、どこかの御曹司なんじゃないかと読んでいる。

 

閑話休題

「海行きたいです」

「誘うのドキドキしちゃいました」

 

誘いに乗ってる辺り、二人とも好意が見えて初々しい。

 

 

 

そして別荘に到着。

1話と同じような構図に「ウホッ」と私の中のゴリラが呟く。

 

「ごめんなさい、僕の荷物です」→手が重なる。

 

少女漫画かよなんて思ったり。

絵本作家さんはゴリゴリ意識してるのに、編集者さんは普通の態度なの人たらしじゃないですか?

 

「あなた筆より重いもの持てないでしょ」

 

(だよね、後ろ閉めるの弱々しかったし)

 

 

 

次に寝室。

 

「あの……」

「お願いがあるんですけど」

「思い切りベッドに飛び込んでもいいですか?」

 

「……もちろん」

 

これ絵本作家さんが誘ってますよね。

そして二人はベッドにダイブ。

1話の違いを感じますね。

 

すると絵本作家さんが編集者さんの腕に自分の頭を乗せる。

お互いの好意が分かった上で仕掛けたのか、分からずに仕掛けたのか……。

 

「嫌だったら突き放して大丈夫ですので」

 

これ突き放せませんよ、普通。

それにキスで応える編集者さん最高ですよね。

 

この二人「好き」とか「愛してる」とかの直接表現はしてないんですよね。

それでも二人が愛し合ってるように感じられるの凄いな(語彙力ゼロ)

 

 

 

ここで回想が終わり、独りのベッドでスマホの作家さんフォルダを見ている編集者さん。

それ全部見せて下さいと思ったのは私だけでしょうか?逆に絵本作家さんの編集者さんフォルダも見てみたい。

 

「可愛すぎんだろ」

 

(それな)

 

 

 

次に独りでギターで弾く編集者さん。

星に願いをを弾いてるとWEBFESで見た星に願いをが脳裏に浮かぶ(あれ良いですよね)

 

「あいつ、どこ行っちゃったんだよ」

 

星に願いをとその言葉に誘われるかのようにマリーゴールドが映った後、絵本作家さん登場。

これでマリーゴールド=絵本作家さんってことが表せてますね。

 

「レパートリー増えたじゃん、歌ってよ」

「俺ずっと傍にいるよ」

 

だけどその声は編集者さんに届かない。切ない。

編集者さんは作家さんを失って辛いし、絵本作家さんは編集者さんに触れられないのが辛いよね……。

 

 

 

その後編集者さんは独りベッドへ。

彼の涙を拭えない絵本作家。

触れたくても触れられない。

 

「ねえこっち見てよ、気付いてよ」

「いるの?……夢か」

「ここにいるのに」

 

切ない。近くにいるのに相手から見えないのは辛い。

ここで私たちは絵本作家さんサイドに立っていることに気付かされる。

 

 

 

最後の場面はどこかのカフェ?

編集者さんはなおも変わらず指輪をしてもらった腕時計もしている。

笑顔を向ける編集者さんに絵本作家さんも笑顔を見せるも、その相手は1話で話に出ていた新人作家で、自分ではない……。

 

二人を見つめる絵本作家さんの表情が凄かったですよね。

あの表情に全部持ってかれましたよ。

ここで完全に私は絵本作家さんサイドになりましたよね。

 

 

 

これで3話が終了。

エンディングに流れる運命に感情を揺さぶられる。

三部作の結末を知っている我々は4話はどうなるんだろうと慄くのだった……。

 

 

 

3話は16分24秒。

しかしまとめるのに(以下略)

 

 

 

大して解釈を働かせてませんね。本当に雑記、メモ書き程度のまとめですね。

でも次の次ぐらいに計画してる記事に繋げていくつもりだからと言い聞かせてます。

 

 

 

それでは次回はついに第4話。

あのシーンがグルグル回ってますよ、今でも。

ここまでご覧くださってありがとうございます。