今更ながらに玉森さんが声優として参加された『マイ・エレメント』のお話を。
すみません、他に書きたいことがあって時間が割けなくて。
まずは『マイ・エレメント』を見た日について語らないといけません。
さて今日は玉さんの日と思いながら目覚めスマホを見たら宮田さんが公式X(旧Twitter)を開設している世界になっていた。
マジで心から好きな人のSNSがある世界が初めてで思わず混乱し身支度をしながらずっとどうしよう……と思っていた。
おまけに(おまけに?)宮田さんのアイコンが玉さんのインスタのアイコンとまあ一緒なんだから宮玉ッ……となり、玉さんがストーリーで「おやおや既視感だな」って出すし、既に混乱してるのにさらに宮玉があるわけだから私の情緒狂うわ。
逆に『マイ・エレメント』があって良かったと思う。
物語に夢中になってその間は混乱を忘れられたから。
というわけで『マイ・エレメント』の話。
最初にカールじいさんの短編アニメにほっこりとし『マイ・エレメント』へ。
ストーリーは炎のエレメントであるエンバーの両親が災害に襲われた故郷を出てエレメントシティにやって来るところから始まる。
このあたりでもう現代に通じる話だなと思う。
炎のエレメントはどのエレメントとも相性が悪く他のエレメントがいる所には炎のエレメントはおらず、逆に炎のエレメントの集落に他のエレメントはほぼ来ない。
炎のエレメントは独自のコミュニティを作っており、エンバーの両親はそのパイオニアということになる。
これ、我々の世界にも容易にも置き換えられる。
独自のコミュニティで育ち、将来父の店を継ぐことを決めていた炎のエンバーと、裕福な家庭で育ち鷹揚な性格で、市役所勤務の水のエレメント、ウェイドはある日ひょんなことから出会い、最悪な出会いから一転、運命的に惹かれ合う。
しかし二人は別々のエレメント、エンバーには縛りがある。
しかしとあるピンチを乗り越えて二人は結ばれてハッピーエンドの大団円を迎える。
玉さんの声の演技が良かったな。
私は事前に玉さんだと知ってたけど、前情報なしに見てても何も違和感はなかったと思う。
ウェイドくんは良い男だなと思った。
そりゃ涙脆いけど、感情豊かってことだし、エンバーには常に対等で、彼女の心にスルスルと入っていく。
周りの人たちを盛り上げるために巻き込んでもそれが嫌味にならない。
単純に人が良いんだと思う、ウェイドくんは。
……と思っていたんだけど少し疑問も出てきて、エンバーは最終的に自分の夢を見つけたけど、ウェイドくんは?と少し思ってしまう。
まあ彼女の夢は自分の夢、自分の存在理由は大好きな彼女、という男も嫌いじゃないからいいか。
というわけで心温まるストーリーを堪能しました。
こいつ腹立つわあ、相容れないわあ、みたいな人物が一人もいなくてストレスがなかった。
映画館ではすすり泣いている人もいて、それだけ心の浄化にもなる話なんだと思う。
映画もヒットしているようで安心。
あわよくば続編とかさらに展開されるようなことがあると良いですね。
玉森さんのおかげで良質な話に出会えました。
ありがとうございました。