全配信が終わったからこそ振り返るBELOVE1話(というよりは雑記?)

こんにちは。
お初にお目にかかります。




こちらは1ヶ月前にBELOVEの存在を知り、所謂宮玉三部作の世界観に後頭部を殴られ、日夜BELOVEで頭を占められ、見事に沼ってしまった者です。




全4話の配信が終わりましたね、BELOVE。
皆様、いかがお過ごしですか?
私はBELOVEの世界に未だ囚われています。
あれを知らない頃には戻れません。



さて、ふと思ったのですが、全4話の配信が終わった今、ただ単に1話を見てた時とはまた違う見方や趣きがあるよなと。



なので何番煎じか分かりませんが、BELOVE全話を振り返ってみようかなと思います。
今だからこそ書けるものがあるのではという思いからです。
なおこれは私個人の見方ですので異論は大いに認めます。



まず映されるのは真っ赤なアウディ

BGMにはBELOVE(歌なし)。

二人の指にはお揃いの指輪。つまりはそういう関係であることを示している。

ポテトのやり取り。
なんだこれは、ラブラブだな。多分これが二人の日常なのだろう。

ちなみにアウディのナンバーは「KM301 ぬ1169」。KMはキスマイかな?と思うのですが、あとは分からない。
エンジェルナンバーはピンとこないので有識者に投げます(笑)



アウディは無事別荘に到着。
2年前に来たことが台詞で判明。その2年前が3話で描かれるんですけど……二人の始まりがここなんですよね。ほら、見え方が変わってくる。
あと同じようなアングルで4話でも出すのがずるいですよね……。

私思うのですが、絵本作家さんが(二人の名前は作中に出ないのでこう呼びます。もう片方は編集者)編集者さんに「ありがとう」って言うのが良いなって。二人の日々の過ごし方が分かる気がします。

編集者さんがトランクから出すアコギやらじょうろ。
ああ、あのシーンやそのシーンで、なんて今では思う。

アコギのレパートリー、てっきり星に願いをだと思ってたんですけど違いましたよね。
じゃあ何を弾き語ってたんでしょう?それを2時間やるって?聴くって……?

まさか育てた花がああなるなんてねとこの時は思いもしませんでした。

それにしてもこのシーンでの編集者さんのスパダリ感に惚れ惚れしちゃうし、絵本作家さんの我が儘な可愛い彼女ぶりも。
……見る人によってはドラマとドキュメンタリーの間らしい。どういうことだろう??




二人は別荘の中に入り、リビングから寝室へ。
他は2年前に来たから説明不要。
そしてこの寝室は、二人の関係を変えた大事な場所。
二人がベッドにダイブしたのも何気ないワンシーンに見せかけといて、大いに意味があったんだなとしみじみします。そしてキス。
ここでYouTubeでも公開した部分が終わり。dtvさんそういう腕が凄い。



場面は変わり、編集者はアトリエ用の部屋には案内。2年前はただ海に誘ってただけですもんね。
二人は窓辺に立って、編集者さん作家さんの頭をヨシヨシ。
……甘やかしてる(いいぞ、もっとやれ)。



「あの約束やっと叶えられるね」
ハイ、ここアンダーライン引いて下さいっ!(うるさい)。というかこのシーンめっちゃ重要。
そこには作家人生をかけて完成させたい想いがある作家さん、それを支える編集者の姿。
「俺たち二人で完成させるんだろ」
まさかこの台詞が大きい意味を持つなんてな……。



編集者が買い物してる間に絵を書く作家さん。
そのまま絵本の中が描かれますけど……「死んだ人間に会える」「人間の友達が欲しかったんだ」「友達の血は吸わない」……全部意味深に聞こえるな、もう。



買い物から帰ってきた編集者さん。
リアルの宮田さんはレンジで爆発させてからが食べ頃と豪語されてたんですよね。ちゃんと書いてある通りやりましょうよ。
……それはともかく。編集者さんが菜箸(ですよね?)をクルンと回してから幸せそうな料理シーンスタート。
BGMは歌付きのBELOVE。
「俺たちの赤い糸切らないようにな」って何なん(何なん)。



夕食シーンに移行。
明らか作りすぎてる料理。
「新作絵本の完成に願いまして乾杯」。いつもこんな感じで乾杯してそう。
ウニのパスタは過去の玉森さんのインタビューの参照なんですかね?
正直このシーンは今でも直視できません。見ちゃいけない気がして。
これリアルの二人の日常なんですか……?



次は晩酌の場面。
編集者さんは久々に新人の持ち込みがあったことを話す。編集者さんは世間話のつもりだったでしょうけど、物語に描くということは重要なんですよ。

「ふーん……担当すんの?」
「今の絵本が完成するまで担当はないかな」
「男?女?」

嫉妬心を垣間見せる絵本作家さん。拗ねてます。「じゃあ一生完成させません」。これが本当になるとはね……。

でも編集者さんあまり気に留めてません。
多分そういうやり取り何度もしてるんですよね。
だからいつものことと編集者さんはヨシヨシと撫でて甘やかす。
分かってるようで分かってなかったのが今では見て取れます。


そしてキーアイテムのレッドアイ。ちなみにカクテル言葉は「同情」でした。
晩酌シーンもなんだか見ちゃいけない気持ちになる。



少し飛ばしてまた絵本のシーン。
ユッタと出会った青年は枝をクルンと回す。これでこれはあの二人の冒険なんだと言えますよね。

ユッタは水筒に入れた血を飲む。
君の血を吸ったら死んで吸血鬼になると説明。
「怖くないよ。ユッタは友達だから」。だから全部意味深だってば。

アトリエのソファと花瓶が映ってるんですよね。
ただの小道具と思う勿れ。まさかね……。



ラスト、絵本作家は絵本のラストシーンを夢見る。これ予知夢だったのかな、ちょっと違うけど。

「これからはずっと一緒だよ」「ずっと?」首筋を噛んで相手が倒れたところでハッとする。

「……何だ今の」

何だろうね……(すっとぼけ)。

ここで1話の幕が閉じる。
エンディングにはBELOVEが流れたのでした。



1話は18分23秒。1話まとめるのにこの何倍もの時間がかかっている。
だって全部重要なんだもん。
二人の一挙手一投足見逃せないじゃないか。
それぐらい引き込む二人の演技と物語の世界観なのだ。



なんだか取り留めのない雑記になってしまった。
それでも私の気持ちは乗せたつもりなので乗って下さればありがたいです。



1話は曲のBELOVEの世界観のような描写と今後を予期させる描写で進行しましたね。
宮玉三部作を予習した人はこのままであってくれと望んだのではないでしょうか。私もご多分に漏れません。



さて次回は見た人をドンと落とした2話を振り返りたいと思います。
ここまで見ていただきありがとうございましたm(_ _)m