Kis-My-Ft2 10thアルバム『Synopsis』収録曲感想

 

キスマイの皆様、オリジナルアルバムの発売おめでとうございます~。

オリジナルアルバムの素晴らしいところは新曲がたくさんあるというところです。

好きな人たちの声が入った新しい曲たちをガンガン聞けるのでマジで最高なんですよねえ。

そもそも私は4年前の秋からキスマイに興味を持ったのでキスマイ担としてのオリアルは初めてなんですよね。

その前は嵐だったのでオリアルというものが久しぶりというね。

だからオリアルが発売されてそれを引っ提げたツアーが行われるということにわくわくが止まりません。

 

というわけでCD発売恒例の曲の感想を書いていこうと思います。

たくさん書きたいことがあるんです。

 

まずは"10th" Overture。

聴いた瞬間から大自然溢れたオープンワールドのゲーム画面が脳内に広がりました。

ここでメンバー紹介がどのようにされるのか楽しみです。

冒険の始まりを想起させるような壮大なOvertureです。

 

コンセプト曲の「Loved One」。

MVの設定が良かったですよね。

それぞれに役割分担があって一つのゲームを創り上げていくストーリーも良き。

プログラマーの宮田くんは資料室を寝床にしていて、たまたまそこでバッタリ会ったことから物語が始まるんだよ(始まらない)。

サビの笛が好き。

あと2番のガヤ宮の「失ったものもあるけど 大切な人 大切なもの……」がなんか好き。

これライブのオープニングかな。

 

「Connecting!!」はニカちゃんプロデュース。

現代的というかキスマイの世代ぐらいの人のまさに今って感じの歌詞な気がする。

これ皆にも歌って欲しいみたいだけど「La la la la la la la」以外は入るところを逸しそうな気がする。

ちゃんと聴き込んでマスターしてやろうと思います。

好きな歌詞は「(Stand up!!)充電はあと3% (OMG!)Wi-Fiも繋がらない 終わった詰んだこりゃお手上げだ ネット止まるだけで持て余す時間」、「バッテリー忘れちゃったもうバカバカ!最近ついてないよねなかなか バリ3なんて通じない 若いもんばっか 盛れた1shot頂戴 Thumbs up!」「Keep it up!!社会とプライベート 曖昧な境界じゃ どっちが自分だっけ?ってTell me!!教えて#」。

身につまされるのは「Give it up!! SNSの自分とリアルの自分じゃ まるで違うのはShhh!! Secret!!内緒にして」(笑)

ガヤさんの「ハメ外したらPleasure リア友もTreasure」は高音で毎回びっくりする。 

 

「Keep it 100」は千ちゃんプロデュース。

最初「100」は何て読むのかなと思ってましたが「ハニット」でした。

イントロからこれはゴリゴリ系だと感じた。

落ちサビの前の所、間奏を長くして踊る時間作りそうだなと考えちゃう。

あとここニカ千が前に出るんじゃと予想する。

宮田くんのパート全部優勝と思った。

これはライブでかっこいい曲になるんとちゃいますか。

 

「WANI-WANI」は玉さんプロデュース。

何というか強気な玉森さんって感じ。

嵐育ちなので「何が分かる?外野なんかに」って歌詞めっちゃ好き。

「「ホラホラ見してよ private」手ぐすね引いてるPaparazzi」って歌詞はドキッてなった。

確かにこういうキスマイはかっちょいいはず。

これはどうやら特効曲っぽい?

特効は毎回シンプルにびっくりしちゃうんで、なんか来るタイミング教えてもらいたいです。

 

「Chillax’」はレコーディングスタッフさんプロデュースらしい。

「遊びに行こうよ」と同系統ですかね。

これは何より情景が思い浮かべられるから良い。

夏井先生も俳句は絵が思い浮かべられるものが良いみたいなこと言ってますし。

一番想像できるのは「缶ビール開けてお疲れの乾杯 グラスを合わせる 君は寝てるけど」。

きっと愛おしそうな目で見てるんでしょ?

こういうラブラブな歌もまた良きです。

 

「B-SIDE」は宮田くんプロデュース。

ボカロ曲制作でお世話になった40mPさんが作詞・作曲・編曲までされている。

言いましょう、歌詞はこのアルバムの中で一番好き。

「見つけてしまったんだ かなり重要機密な彼女のB-SIDE」と最初から不穏。

付き合っている彼女の裏の顔を知り、知ってもなお好きになっていくストーリー。

最初「君」は実は既婚者だったのかな?ぐらいに思ってたんだけど、これ彼女は実は犯罪者なんじゃないかと考え始めている。

罪を犯すときの様が美しくて主人公は堕ちていったんじゃないかと推察できる。

もっと深読みすれば主人公も秘かにアブノーマルな願望を持っているのかもしれない。

だからこそ堕ちていく。

一番好きな歌詞は「建前と嘘で塗り固められた子守唄よりも」。

こういう正反対な取り合わせを使う比喩表現好きなんだよな。

日本語学の授業で習ったはずなのに正式名称みたいなのを忘れた。

誰のパートが好きかと訊かれればガヤさんの「きっと僕しか気づいていない」。

少し切羽詰まった感情が伝わる。

6人の中で堕ちちゃいけない恋に堕ちていく様子で一番見たいのはガヤさんだったりする。

ガヤさん今の年でドロドロの恋愛劇やりませんか?

ほらガヤさんラジオで同窓会で燃え上がる感情に喜んでたじゃないですか(笑)

閑話休題

あと「裏表の昼と夜」で世界を暗転させて欲しい。

あと「偶然陽が射して光と影に分かれただけ」って歌詞もたまらん。

真理を突いてる気がする。

40mPさんって凄いお方だ……。

ホント良いご縁ができたよね、宮田くん。

B-SIDE、ぜひカラオケで極めたいものです。

 

「ほしゆい」は横尾さんプロデュース。

和テイストで好きなんですよね。

嵐の『Japonism』を思い出します。

お願い玉森さん、この曲だけ上に着るだけでいいんで和装にしていただけませんか?と懇願したい。

千ちゃんの「光を掴む Story」で掴みはバッチリ。

ニカちゃんのラップと最後の「君と僕のグローリー」が良い味出してるなあと思う。

宮田くんの落ちサビ冒頭もありがとうございますって感じです。

 

「With…」は藤ヶ谷さんプロデュース。

聴いてみると安室奈美恵さんを感じる。

そこを読み取ればプロデュース予想当てられたと思う。

あれ皆さんどのくらい当たりました?

私はヒントを予想ファクターにしたのに藤ニカ外した。

藤ヶ谷さん曰く、皆に希望を取って歌割りを決めたらしい。

宮田くんの高音域最高。

締めの宮田くんパートも良き。

「With…」は令和の結婚ソングになって欲しいポテンシャルはある。

この曲の後ろの映像は白いチャペルが良いし、お衣装は白い衣装が良い。

二階堂さん玉森さんお願いします。

 

「Reset」は宣伝スタッフさんプロデュース。

これまた失恋ソング。

何でもスタッフさんの中に「Tell me why」が好きな人がいるらしい。

「さよならじゃなく元いた場所へ」ってサビを聴いたとき、私島本理生さんの「ナラタージュ」って作品が好きなんですけど、それを思い出した。

似たような表現があったんですよ。

「さよならじゃなく 元いた場所へ」「元のふたりに戻るだけ」。

そこから別の場所へ行けるのか、ずっと留まってしまうのか、彼女といた場所を恋しがってしまうのか、それは主人公のみぞ知る。

 

「Forever girl」はマネージャーさんプロデュース。

失恋ソング多いから結ばれて欲しいって思っていたらしい(笑)

私には見える、ライブの最後あたりでこの曲を歌っている6人の姿が。

きっとドームの中は明るくて、6人の衣装の上はTシャツだ(それアンコールやないか)。

キスマイには失恋ソングも似合うけど、こういうハッピーな恋愛ソングも似合う。

ずっとラブを歌ってくれ、Kis-My-Ft2

落ちサビ前の宮田くん大正解です。

 

「笑って泣いて」もマネージャーさんプロデュース。

これもライブの最後らへんに8000円のペンラをブンブン振り回したい曲です。

等身大の彼らが描かれているように感じる。

マネージャーさんプロデュースがこの2曲なの分かりみ。

「生きるだけでWinner」「今日も命があればもう素晴らしいのにさ」とか全力でそれな!って思う。

そして締めは「もし今君が笑っているなら 僕らも笑ってる」なのが良い。

まさに宮田くんの言う「両想いだね(^O^)」を表してる。

私もあなたたちが楽しそうだと楽しいよ……。

 

「I Miss You」は失恋ソング。

MVでは彼女との思い出の場所で未練たっぷりの切ない6人が見られる。

メロディの中に「おかけになった電話は~」の聞いたのことがあるメッセージが織り込まれていて、最後のガヤさんのパートなどから元カノに電話してしまったことが伝わる。

しかし番号は変えられたのか拒否されているのか繋がることはない。

きっと彼女はとっくに上書き保存してるんだろうね。

でも「僕」は名前を付けて保存もまだできていない。

事あるごとに懐古して後悔と未練に苛まれる。

どうして別れちゃったのよと思うけど、きっと手離してしばらくしてそうなっちゃったんでしょう。

人生はそんなもん。

失恋ソングの主人公の行く末はいつも少し気になる。

 

以上で収録曲の感想終わり。

どの曲も色々な味があって、きっと刺さるポイントも人それぞれで、もっと掘り下げたくなる。

私的には満足度の高いアルバムでした。

ライブまでたくさん聴き込んで全曲一発で分かるぐらいにはしたいですね。

あーツアー楽しみだなあ!

 

それではここまで読んでいただきありがとうございました!